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本『ゲゲゲの女房』 武良布枝

連ドラ化ですっかり有名になった布枝さんの『ゲゲゲの女房』。
ご近所に住んでいるにもかかわらず、ドラマも映画も観ていません。水木しげるの自伝は何冊か読んだので(特に『完全版水木しげる伝』がオススメ)、今度は布枝さんの視点から水木家を観察してみましょー。

物語は布枝の故郷、島根県安来ですごした少女時代の回想から始まり、水木との見合い・結婚、上京してからの極貧時代を経て、努力と苦労を重ね人気漫画家になった水木とそんな水木をひたすら信じる布枝の現在に至るまでの道のりが綴られています。

貧乏時代、水木は売れなくともとにかく漫画を書き続け、そんな姿に心を動かされた布枝は一生懸命彼を支えます。「貧しくとも夫を支え続ける」と言葉で表現するのは簡単だし、ノスタルジックな美しさを感じなくもないけれど、多くの選択肢を持つ現代人にはまず難しいところ。
そう考えてみると、当時はほかに道がなかったとはいえ、見合い結婚はかなりの「賭け」だったのだろうと思います。逆にこの「賭け」がほとんど失われた今は、それを求めて働き多額のお金を投入しているわけだから、結局、お見合いシステムというのはいつの時代でも必要なんじゃないかと思えるのです。

水木の自伝がドラマチックなのに比べ、この布枝さんのものはあくまで女房視線。上京してからの貧しさと当時の調布の殺風景さの記述となると、対比するように故郷安来での質実剛健な生活に話が及ぶので、故郷でののんびりした生活が一変したことがよっぽどショックだったのだろうと思います。それか、実は結構箱入り娘だったとか。

サブタイトルにもなっている「人生は・・・終わりよければすべてよし」はまさにこの2人のための言葉ですね。

ゲゲゲの女房ゲゲゲの女房
(2008/03/07)
武良布枝

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プロフィール

elminka

Author:elminka
74年生まれ。80年代(中学時代)に洋画洋楽に目覚め、現在でもその影をひきずってまーす。80年代のメタル、ロックは大好き。
このブログでは、印象に残った本、映画、音楽、ゴシップや映画情報の翻訳などアップしていきます。

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