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ギレルモ・デル・トロがストップモーション・アニメ'Pinocchio' に着手

pinoギレルモ・デル・トロは、ジム・ハンソン・カンパニーおよびパテと共同で、カルロ・コッローディのおとぎ話『ピノッキオの冒険』の3Dストップモーション・アニメーション化を計っている。1940年にディズニーがアニメ化した名作『ピノキオ』に比べ、よりエッジが効いた作品になるという。グリス・グリムリーがマーク・グスタフソンと共同で監督し、年末には制作が始まる。グリムリーは2002年に出版されたコロッディの'Pinocchio' で挿絵を描いており、この本がこの数年がかりのプロジェクトの土台となる。

ストーリーはデル・トロとマシュー・ロビンスの2人が練り、脚本はロビンスが担当する。彼はこれまで『ミミック』、『地下室の魔物』(原題'Don’t Be Afraid of the Dark')のリメイク、そしてデル・トロが監督する次のプロジェクト『狂気の山脈にて』で、デル・トロと共同で脚本を手がけている。デル・トロはジム・ハンソン・カンパニーのリサ・ヘンソン、ジェイソン・ラストおよびアリソン・アッベイトとともにプロデュースする。エグゼクティブ・プロデューサには、ゲイリー・アンガーと共同でパテのフランソワ・イヴェルネルおよびキャメロン・マックラッケンが務める。

この作品は10歳以上の観客を対象としており、ディズニー映画より若干怖いものになる。オーストラリアのロックミュージシャンで映画音楽の作曲家ニック・ケイヴが音楽を担当し、パペットおよび3Dエレメントはイギリスを拠点とするMacKinnon and Saundersが開発する。彼らの主な作品には、『ファンタスティックMr.FOX』やティム・バートンによる『コープス・ブライド』、これから公開される『フランケンウィニー』がある。デル・トロの'Pinocchio'は、中核となるテーマはディズニーと同様で、無邪気な子どもが善良さや純粋さ、父への愛を備え、数々の苦難に満ちた出来事から父親を救い、誘惑を乗り越えて木の人形から人間の少年に変貌するものだ。

「おとぎ話や子ども向けの話には暗い部分がつきもので、グリム童話やアンデルセン、ディズニーはそこを理解していた」とデル・トロは語る。「なにかと『ディズニー化』という傾向があるけれど、ディズニーの名作アニメ映画でどれだけ怖い思いをしたか、多くの人は忘れてしまっている。映画『ピノキオ』でいえば、子どもたちがロバに変身させられてしまう場面などだ。我々がやろうとしているのは、'Pinocchio'をコロッディの原作に忠実に表現することだ。それは我々がこれまで観てきたものより、もっと幻想的で暗いものなんだ」

例えば、「青い髪の妖精は、本当は死んだ女の子の魂だ」とデル・トロは言う。「黒ウサギが登場する場面で、ピノッキオが一瞬、奇妙な感覚にとらわれるのは、鮮明な夢と幻覚との境界線上にいるからだ。マッコウクジラにピノッキオが飲み込まれるが、原作では巨大なツノザメだ。おかげでより古典的にデザインできるようになる。さまざまな災難にみまわれるピノッキオは瀕死の危機を何度も乗り越えるが、ここはもっと恐ろしい場面として描かれている。重要なことは、全体をとらえどころがないと感じさせないようにすることだ。なぜなら、この物語は喜劇的な要素を持つ場面と美しさを意識した場面が融合してできている。彼はすばらしい登場人物の1人で、清らかさとあどけなさを併せ持っていたことで、泥棒や悪漢だらけの希望のない状態を生き延び、その闇の中から純粋なまま現れるんだ」

このプロジェクトが現実のものとなるのは、ユニバーサル・ピクチャーズがデル・トロとプロデューサのジェームズ・キャメロンの『狂気の山脈にて』にゴーサインを出す2週間前のことだった。『狂気の山脈にて』は、R指定の1億2500万ドルをかけた3Dライブアクションで、氷の解けた南極大陸で科学者が恐ろしいエイリアンを発見するハワード・フィリップス・ラヴクラフト原作の映画化だ。トム・クルーズが参加予定のこの映画について、デル・トロは次のように語る。「今は準備作業に追われているところで、ユニバーサルにテストやデザインを見せたら、ものすごく喜んでいた。個人的にはできるだけ早く、5月までにはスタートしたいと思っている。準備に2年もかけることができたなんて、本当に恵まれているよ。私は会議にはすべて出席し、重要な決定にも関わってきた。『ホビットの冒険』の準備期間中もその後もね」

デル・トロはなんでもこなす才能ある人物だが、どうやってこのアニメ作品を同時進行させる時間をとるのだろうか。彼が語るには、彼とロビンスはそもそも4年前程前に脚本を書いており、デル・トロが監督するつもりだった。彼はストップ・モーションの長年のファンだったのだ。「私は10年前からメキシコに特殊効果の施設を所有している。ストップモーション・アニメ施設としては早い段階に設立したので、影響力のある多くのアニメータを輩出したんだ」と彼は語る。「私は『パンズ・ラビリンス』を撮るために'Pinocchio'をいったん保留し、2008年にマシューと戻ってからは、さらに楽しく生き生きしたものにするためのアイデアをいくつか加えたんだ。そしてニック・ケイヴが参加することになった。私にとって収穫だったのは、声そのものと声の大部分は映画の音楽でもあるということに気づいたことだ。でも、さすがに自分で監督する時間まではなかったよ」

彼は監督にグリムリー(彼の本がこのプロジェクトの決め手となった)とグスタフソンを選んだ。グスタフソンは、ウェス・アンダーソンが監督し、ストップモーション・アニメで映画化したロアルド・ダール原作の『ファンタスティックMr.FOX』でアニメーション監督を務めている。

「すでに大枠と登場人物の案はできているから、雰囲気や感じはつかめてきた。聖典を創ってしまったようなものだよ」とデル・トロは言う。「ストップモーション・アニメの撮影にはすごく時間がかかるけれど、いいチームに恵まれたから、私は現場で進み具合を日ごと週ごとにチェックできるんだ」と疲れ知らずのデル・トロは語る。

ギレルモ・デル・トロの'Pinocchio'は、2011年末に制作が始まり、2012年の年末または2013年の年始には公開される見通しだ。

Guillermo Del Toro Starting Stop-Motion 'Pinocchio' Feature With Henson And Pathe
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デル・トロが「怖いピノッキオになる」と言うのなら、「本当に怖いピノッキオ」になるんでしょう。ファンタジーだと思って(間違えて)みてしまった『パンズ・ラビリンス』で、すっかりトラウマになりました。
そういえば、小3で初めてディズニーランドに行って、ピノキオのアトラクションに乗ったら、すっごい怖かったことを思い出しました。ドキドキしながら「早く終われー」と思ってた。

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74年生まれ。80年代(中学時代)に洋画洋楽に目覚め、現在でもその影をひきずってまーす。80年代のメタル、ロックは大好き。
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